Ocean Data View

2022 年 3 月 18 日 改訂

Ocean Data View (ODV)は、主に外洋の海洋観測に有用なプログラムです。ODV の他には、GMT (Generic Mapping Tool) もよく利用されるようです。

検緯度経度からマップする

ODV_test.txt をダウンロードして、Import > ODV Spreadsheet... で読み込みます。
あとはひらすら OK を押せば良いですが、Primary Variable は depth を選んでください。
世界地図に Station がプロットされたら、特定の地域だけを拡大します。Mac では Command を押しながら、赤い四角で対象領域を指定します。
あとは、File > Save Map As... を選択し、.eps で保存すれば、Illustrator で加工可能なファイが作成されます。
断面図
test_danmenzu.tar.gz


データの読み込み
test_danmenzu.txt ファイルを選択します。あとはずっと OKを押します。
観測点のデータをプロット
Command を押したまま、プロットされた点を拡大します。その後、図を選んでクリックし、
Manage Section > Define Section
を選択します。

クリックは、クリックする場所が白い部分か図の部分かで、表示される内容が異なります。

このような図が得られます。
 

このような図が得られます。

Contours を入れる


このような図が得られます。

 

海底をデータベースから描く場合

(以下はまだ解決していません。)

これまでは海底が直線で出力されていました。もし、海底をデータベースから描く場合は、データベースを選択します。

まず最初に

identify key variables で associate (depth in water columnとDepSM)

を行います。次に右クリックから、

Manage section > define section > (Databaseを選択)

を行います。

もしdefine sectionの後にassociateしたら海底が出てこないので、ご注意ください。



 

保存

この方法は、H. L. さんに教わりました。ありがとうございました (2022 年 3 月)。

 

黒潮速報
海上保安庁の shape file を Python で読み込むことで、海図に黒潮などをマップできます。shape ファイルをダウンロードし、なんとかパイソンに取り込むと、パイソンで描画することができるそうです。shape ファイルのマッピングの仕方は、どこかのサイトに載っているらしいです。

あるいは、アーカイブから、PDF ファイルをダウンロードできます。