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2008 年 6 月 30 日 改訂
井上 潤 |
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〜〜〜このページはまだ作成途中です〜〜〜
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F + Γ モデルを用いない場合は,codeml の解析を行う必要はありません.
F + Γ モデルを用いる場合は,codeml のソースコードを少しだけ書きかえてアミノ酸組成とΓ補正のパラメータを得る必要があります.フローチャートにあるように,codeml のoutfile に従って 4 種類のファイルを作成します.1 パーティションの解析に 20 ファイル程度必要で,これを例えば 12 パーティションの解析であれば 12 × 20 ファイル作成することになります.煩雑になるので,パーティションごとにフォルダを作成し,分けて保存した方が良いです.
が表れます.この直前に,熊澤先生が書かれたマニュアルに指定されている 7 行のコード (下にもあります) をコピー&ペーストして保存します.同じバージョンであってもダウンロードによって「 } /* for(itree) */」直前の行が異なっており,上の図とまったく同じではないようなので気を付けてください.
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上の図に従って,codeml の output file から必要なデータを抜き取り,estbranches のインファイルを作成します.Excel などを使って工夫して作業にあたる必要があります. |
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gamma 補正を行う場合は,mtREV などの matrix にカテゴリーごとの rate の差を組み込まなければなりません.このために matrix を一度,固有値と固有ベクトルに分解して,固有値 (20×1 の行列) の値をそれぞれ rate で累乗し,固有値・固有ベクトルを別々に最尤法の計算 (ここでは estbranches) にもっていくことになります. **** 以下のように書きましたが,そうでない場合も出てきまし
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つまり matrix から最初に得られる固有値と固有ベクトルは,用いるデータには無関係なものです.実際に T3 で配布されている mtmam の固有値,固有ベクトルは,codeml で 「aaRatefile = mtmam.dat, 「model=2 (アミノ酸組成を推定しない)」と設定することで,どのようなデータを用いても同じ値が得られます. **************** |
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